【睡眠不足は食べ過ぎを招く】睡眠不足が及ぼす悪影響やホルモンとの関係を解説

睡眠不足は太るとよく耳にしますよね。
でも、なぜ太るのかその理由はあまり知られていません。
ダイエットと睡眠の関係についてわかりやすく解説します。

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 睡眠不足になると

睡眠不足は無意識の過食と偏食を引き起こします。

なぜそうなるかというと「レプチン」「グレリン」というホルモンの影響によるものです。

レプチンの働き
レプチンは脳に満腹だからからもうこれ以上は食べる必要がないことを伝達する食欲抑制ホルモンです。

グレリンの働き
グレリンはその逆で食欲を促すホルモンです。「まだ足りない、もっと食べたい!」と脳に伝達します。

睡眠時間が短くなるとどうなるの?

ホルモンバランスが乱れる

睡眠時間が短くなると、レプチンの分泌が低下して、グレリンの分泌が増えます。

つまり

食欲を抑えるホルモンが減って、食欲を促すホルモンが増えるということです。
そうなると必然的に食べ過ぎてしまいますよね。

こんな研究結果も!

睡眠不足の人達はしっかり睡眠を取った状態と比べると1日で200~300キロカロリーを余分に摂取するという研究結果も出ています。
たった200キロカロリーだから大丈夫だと思う方もいるかと思いますが、これが1年間続くと約7万カロリーという計算になります。

偏食も引き起こす

さらにに加えて睡眠不足の人は偏った物を食べることが分かっています。

ある実験ではある人達にバイキングを開き色々な種類の食べ物を好きなだけ食べてもらいました。
被験者には睡眠不足の状態としっかり睡眠を取った状態で食事をしてもらいました。

睡眠不足の状態だと炭水化物、砂糖を使っている食品、加工食品を主に選び、野菜やタンパク質はあまり摂取しないことがわかりました。

余分にカロリーを摂取してるだけじゃなく、偏った物ばかり食べてしまうため栄養バランスが乱れ、太ってしまいます

解決策

睡眠不足(4時間程度の睡眠)による過食、偏食をを解決するには当たり前ですけど
十分な睡眠を確保することです。

7~8時間の睡眠がとれるのが理想的ですね。
就寝前のスマホなどを触っている時間を我慢して十分な睡眠時間を確保しましょう。

なかには、お仕事や家事・子育てで忙しくてなかなか睡眠時間が取れない方もいらっしゃるかと思います。

そんな方は睡眠不足の時は過食、偏食をしやすいという事を覚えておいてください
そうすれば過食・偏食をしていることに気づけて適切な食事を心がけることができます。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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